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あっせんとは辞書を引くと、間に入って両者の間がうまくいくようにとりもつことです。 「就職をあっせんする」といった使い方をします。 このあっせんという言葉を使った「あっせん制度」というのが紛争調整委員会に設けられています。 紛争調整委員会によるあっせん制度とは、相対立する個々の労働者と使用者との間に学識経験者である第三者が入り、当事者双方の事情を聴取、整理、相互の誤解を解くなどして、当事者双方の理解を得て、紛争の円満な解決をめざす制度です。 紛争調整委員会はどこにあるかというと全国47の都道府県労働局に設置されています。弁護士、大学教授、社会保険労務士等の労働問題の専門家である学識経験者により組織された委員会であり、この紛争調整委員会の委員のうちから指名されるあっせん委員が紛争解決に向けてあっせんを実施します。
あっせんのメリット @簡易である A迅速である B無料 C円満解決可能 Dプライバシー守られる E民法上の和解契約の効力がある F在籍中でもあっせんの申し立てをすることがある。 Gあっせんを申請したことによる解雇その他不利益な取り扱い禁止 あっせんのデメリット @強制力がない Aあっせんに協力しないことのペナルティーなし B民事訴訟など裁判手続と同時に行えない 裁判のメリット @詳しい経過が分かる A多くの人に事件の内容を知ってもらえる B多くの泣き寝入りしている人達が声をあげるきっかけとなる 裁判のデメリット @時間がかかる A費用がかかる B表面化する C手続きが難しい D周囲から批判がある場合もある E弱点を突いてくることによる精神的疲労がある このように、あっせん制度は裁判制度と比較してもかなり使い勝手のいい制度です。 簡易、迅速、無料もしくは安価、プライバシーが守られるという点はまったく裁判制度と逆で、紛争当事者の精神的負担や、経済的負担を軽減します。 どれくらい迅速か? 平成16年度の統計で、あっせんの処理に要した期間は、1か月以内が66.4%、1か月を超え2か月以内が26.5%となっており、2か月以内で9割以上があっせんを終了しています。 無料もしくは安価ということですが、あっせんを本人ですれば無料です。 |
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